やけど
「うっかり熱いお湯が手にかかってしまった」
「アイロンに触れて赤く腫れている」
「子どもがストーブに触れてしまった」
このような日常のやけど(熱傷)は、小さなお子さまから大人の方まで誰にでも起こりうるトラブルです。
一見軽く見えるやけどでも、自己処置で悪化したり、痕が残ってしまうことがあります。
八千代中央駅から徒歩5分の「八千代さくら皮膚科」では、皮膚科専門医がやけどの深さを見極め、適切な処置や経過観察を行います。
やけどの症状について
やけどは、皮膚が熱によって損傷した状態で、熱源や接触時間によって深さ(重症度)が異なります。
やけどの主な症状
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皮膚が赤くなる
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ヒリヒリした痛み
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水ぶくれ(水疱)
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白っぽくなり痛みを感じない皮膚(重症)
やけどは、症状の深さによって以下のように分類されます。
| 重症度 | 症状の特徴 | 治り方の目安 |
|---|---|---|
| I度熱傷 | 赤み・軽い腫れ・ヒリヒリ痛む | ⽇焼けの状態。数⽇〜1週間程度で⾃然治癒することが多い |
| II度熱傷 | 水ぶくれ・強い痛み・⾚く腫れる | 中程度の状態。約1〜3週間で治癒、痕が残ることもある |
| III度熱傷 | 白く乾いた皮膚・痛みが少ないことも | 自然治癒せず、手術や皮膚移植が必要な場合もある |
やけどの原因について
やけどの原因は熱によるものが中心ですが、実はさまざまなものがあります。
主なやけどの原因
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熱湯やお湯:鍋、ポット、カップ麺などの転倒
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火や蒸気:ストーブ、コンロ、蒸気アイロン
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油はね:料理中のフライパンなど
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日焼け(紫外線熱傷):長時間の屋外活動による軽いやけど
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化学物質:洗剤・漂白剤などによる化学やけど
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低温やけど:カイロ・湯たんぽなどを長時間肌に当て続けることによるもの(意外に重症)
中でも小児や高齢者は皮膚が弱く、軽い接触でも深いやけどになることがあります。
やけどの種類について
やけどは深さの他に、起こった状況や部位によって注意が必要なケースがあります。
注意が必要なやけどの例
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顔や手、関節、陰部などのやけど
→ 痕が残りやすかったり、その他の機能に障害がでることもある部位。医療機関での治療が望ましいです。 -
水ぶくれが破れている
→ 感染のリスクが高い状態です。受診し診察を受けることが望ましいでしょう。 -
広範囲(手のひら2枚分以上)のやけど
→ 脱水やショックの危険性もあるため、受診をおすすめします。 -
小児や高齢者のやけど
→ 症状が軽く見えても重症化することがあるため、早めの診察が必要です。
やけどの治療法について
やけどの治療では、早めに適切な処置を行うことが痕を残さないポイントです。
応急処置(ご家庭でできる対応)
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まずは冷やす!
・やけどした直後に流水で15〜30分冷やす(氷は使わない) -
衣類が張り付いている場合は無理に剥がさないで、服の上から冷やす
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軟膏を自己判断で塗らない(症状が悪化することも)
医療機関での処置
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やけどの深さの診断
・やけどは一つの患部のなかでも重症度が違う場合があります。皮膚科専門医が適切に見極め、処置をします。 -
適切な外用薬の処方
・ステロイド軟膏や抗菌薬、保湿剤など症状に合わせて使用します -
水ぶくれの管理
・水ぶくれをそのままにした方が良い場合と、清潔な状態で潰したほうが良い場合があります。皮膚科専門医が適切に処置をいたします。 -
必要に応じて被覆材(湿潤療法)を使用することもあります
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通院フォロー
・やけどの経過に応じて通院間隔を調整
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やけどはよくある病気ですが、自己判断で処置をして悪化し、結果的に潰瘍となってしまって長期間の処置が必要となる場合も少なくありません。早期に受診することで良い結果が得られることも多いです。ぜひ早めの受診をおすすめします。
やけどについてのよくある質問
Q1. 水ぶくれはつぶしても大丈夫ですか?
A1. つぶすことで感染のリスクが高まるため、自己処置は避けてください。当院では必要に応じて清潔な状態で処置します。
Q2. やけどの痕は残りますか?
A2. 深いやけどや、治りが遅れた場合には痕が残ることもあります。早めの治療と保湿ケアが重要です。
Q3. 子どものやけどは皮膚科で診てもらえますか?
A3. はい、もちろんお子さまのやけども対応可能です。2児の母である皮膚科専門医の女性院長が丁寧に診察いたします。
Q4. 日焼けもやけどですか?
A4. はい、日焼けも「1度熱傷」に分類されます。皮がむける、ヒリヒリする場合は保湿や外用薬が有効ですので、どうぞお気軽に受診ください。
